家事と両立する女性は、残業が厳しい

基本的に従来は女性が家事を受け持つということは、長い歴史の中で繰り返されてきました。そのため家庭を持つ女性が仕事をする場合、残業などの予定外のスケジュールが入ることはなるべく避けたいですよね。
また、最近は労働基準がとても曖昧で、サービス残業や実際に仕事に従事していなくても、予定外の待機によって、時間を拘束され、それが労働力として認められないケースも増えています。
派遣などのケースでは、このような矛盾に抗議をすれば、間違いなくその後の仕事の割り振りにおいて、仕事を干されることは明白です。結局これを理由に解雇されている訳ではないのだからと、監督署に相談することもできないのです。
また、シフト制をひいている職場では、交代要員の急な休みから、残業を強制的に強いられることもよくあります。
昔は、人材の配置に多少の余裕をもって割り振りを行われていましたが、バブルの崩壊後、徹底した合理化は、職場での余裕をもった人材の雇用を許しませんでした。また不定期な仕事に関しては、派遣会社の台頭で、これをカバーしている為、ますます今の職場は、人材の余裕がないのです。
逆にその分の人材の削減は、多くの失業者を生み、都会には行き場を失ったホームレス達が後を絶ちません。
家事などとの両立をはからなければならない、女性の活用を求めるならば、もっと余裕をもった職場の改善が必要です。